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EDIT 2017.02.24 ・ POST 2017.02.24

渋谷の高級住宅街に美しく佇む美術館「松濤美術館」は憩いのアートスポット

東京都 > 渋谷

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建築家・白井晟一の手がけた、光を利用した圧倒的造形美

渋谷の高級住宅街に美しく佇む美術館「松濤美術館」は憩いのアートスポットの1番目の画像

昭和56年に開館した松濤美術館は、著名な建築家である白井晟一氏によって設計されました。館内には、哲学的な建築家と言われる白井氏の趣向がいたるところに凝らされており、随所に曲線的で開放的な柔らかさを感じ取ることができます。美術館自体がまるでひとつのアート作品のように親しまれており、建築学科の学生らも、その哲学を学ぶために足を運ぶほどだそう。展示品だけでなく、建築も楽しむことができるので、時間を忘れて楽しめる空間となっています。

企画展も趣向を凝らしたものばかり

渋谷の高級住宅街に美しく佇む美術館「松濤美術館」は憩いのアートスポットの2番目の画像

松濤美術館では所蔵品に加え、年間5回開催される様々な企画展も楽しむことができます。渋谷区にゆかりのある作家の絵画、古美術、版画など、様々なジャンルの展覧会が開催されるので、訪れる度にいろいろな芸術と出会うことができます。

「クエイ兄弟 -ファントム・ミュージアム」は、7月23日(日)まで開催中。「ストリート・オブ・クロコダイル」(1986年)など、不思議で幻想的、陰鬱しかしどこか軽やかなユーモアをかんじられる人形アニメーションで数々の傑作を生んだクエイ兄弟のアジア初の本格的回顧展です。

初期のイラストから、人形アニメーション制作のために作られたデコール(舞台装置)まで、その独自の美的世界の秘密に迫ります。

渋谷の高級住宅街に美しく佇む美術館「松濤美術館」は憩いのアートスポットの3番目の画像

「畠中コレクション インドに咲く染と織の華」は、2部で開催。前期は、8月8日(火)~27日(日)、後期は8月29日(火)~9月24日(日)まで。

インドでは、古くから絹・毛・麻・綿などで布を織り、色を染めたら文様を描いたりして、世界中に輸出してきました。日本では江戸時代の初期から輸入されるようになりましたが、大変貴重で身分の高い一部の人しか手にすることはできませんでした。本展では、日本画家・畠中光享氏の膨大なコレクションの中から、1700年代~1900年代にかけての世界中の人々を魅了したインド更紗を中心に約150件を展示し、その魅力を紹介します。

特別展期間中は午前10時から午後6時まで、金曜日のみ午後8時まで開館しています。入館料は展覧会によって異なりますが、金曜日に入館される渋谷区民の方は無料になっているので、とってもお得! お仕事終わりに落ち着いた空間で芸術に浸れば、新たなインスピレーションが得られるかもしれません。

文・佐藤百

スポット情報

※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。

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