ルトロン

おでかけ動画メディア

EDIT 2017.03.19 ・ POST 2017.03.19

越後妻有「大地の芸術祭」の里で光を操るアートの数々に魅了!

新潟県 > 十日町・津南

  • 6

  • THANK YOU!
    あなたの「いいね!」が励みになります!

    お気に入りしました。
    「マイページ」から確認できます。

  • 4

  • 0

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

不思議な光の世界に引き込まれそうな泊まれるアート「光の館」

越後妻有「大地の芸術祭」の里で光を操るアートの数々に魅了!の1番目の画像

金沢21世紀美術館の「ブルー・プラネット・スカイ」など、光と空間を駆使した現代アートで知られるアーティスト、ジェームズ・タレルの作品「光の館」は、第1回「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(2000年)で生まれたもの。この実験的な作品は彼の作品世界を滞在生活の中で体験できる、世界にも例を見ないものであり、瞑想のためのゲストハウスとして構想されました。谷崎潤一郎の『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』から着想を得た、この作品は、伝統的な日本家屋における親密な光と、自らが制作してきた光の作品との融合を実現。和室の広間の可動式の天井の大きく開けられた四角い穴からは、遮るものひとつない青空を見ることができます。寝転がって、普段眺めることのない大きな空を見てみると、普段感じることのできない自然との一体感を得ることができます。

越後妻有「大地の芸術祭」の里で光を操るアートの数々に魅了!の2番目の画像

地域の魅力を体感できる越後妻有里山現代美術館[キナーレ]

越後妻有「大地の芸術祭」の里で光を操るアートの数々に魅了!の3番目の画像

「大地の芸術祭」の里の拠点施設とも言える美術館。「キナーレ」は、地元の方言で「来なされ(おいで)」という意味だとか。季節ごとの企画展は、もちろん常設展示も、ただ見るだけでなく五感で感じることのできる作品も多くあります。

金沢21世紀美術館のプール作品で有名なレアンドロ・エルリッヒの「トンネル」は、越後妻有ならではのトンネルやかまぼこ型倉庫に着想を得た視覚トリックを使った作品。

越後妻有「大地の芸術祭」の里で光を操るアートの数々に魅了!の4番目の画像

カールステン・ヘラーの「Rolling Cylinder, 2012」は、赤青白の螺旋模様が回転するトンネルを通り抜け、平衡感覚が揺さぶられる作品。動脈と静脈に由来しているとも言われるこの色合いは、まるで、遠くからの来場者との循環を暗喩しているかのよう。

越後妻有「大地の芸術祭」の里で光を操るアートの数々に魅了!の5番目の画像

そのほかにも国内外で話題の現代美術作家の作品を多数展示。建物内には、日帰り温泉やミュージアムショップ、レストランもあって、1日いても飽きなさそう。「大地の芸術祭」会期中以外でも、越後妻有の土地の魅力と一緒に楽しめそうです。

イベント情報

※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。

コメント

ログインまたは 新規登録してコメント投稿しよう!

コメントを投稿しよう!

関連する記事

人気記事