ルトロン

おでかけ動画メディア

EDIT 2018.03.27 ・ POST 2018.03.27

コツを掴んで「渡辺」を美しく書いてみよう

  • 19

  • THANK YOU!
    あなたの「いいね!」が励みになります!

    お気に入りしました。
    「マイページ」から確認できます。

  • 66

  • 0

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

バランスが難しい「渡辺」を上手に書こう

コツを掴んで「渡辺」を美しく書いてみようの1番目の画像

日本人に多い名字の上位にランクインする「渡辺」。画数が多い「渡」とシンプルな「辺」の組み合わせは、上手に書くのに苦労する人も多い漢字です。特に「辺」に使われるしんにょうは、書く人の個性が出やすい部分。
しかし、逆に考えるとしんにょうを上手に書くコツを習得できれば、大人びた美しい「辺」になります。ポイントをおさえれば、バランスの取りにくい「渡辺」が見違えるほど上手に書けるようになるでしょう。

「渡」はさんずいで決まる

コツを掴んで「渡辺」を美しく書いてみようの2番目の画像

さんずいを書く際は、2画目を左側に出すように意識してください。1~3画目の出だしが全て同じ位置の場合、それはNG。それぞれの画をつなげると三角形が出来るのが理想です。
1画目と2画目の間隔は小さく、2画目と3画目の間隔を大きく取るとかっこよく決まります。1画目と2画目の間、2画目と3画目の間が1対2のバランスになるように書いてみましょう。

最後の払いは右にまっすぐ

コツを掴んで「渡辺」を美しく書いてみようの3番目の画像

つくりの「度」は、横線同士、縦線同士がそれぞれ平行になるようまっすぐ書きます。6画目の払いは、左に長く払ってください。中の「廿」は小さめ、「又」を大きめに書くと全体のバランスが良くなります。
「廿」で出来た口の部分と、「又」と「廿」の間を同じくらい空けましょう。近くに出来たすき間を等間隔に揃えると、全体的に整って見えます。最後の右払いは、まっすぐの方向を意識してください。

「辺」の刀は向きを揃える

コツを掴んで「渡辺」を美しく書いてみようの4番目の画像

「辺」の書き出しとなる「刀」。後でしんにょうを書くことも考えて、やや右上をイメージして書いてください。同じ向きに揃えることで美しい文字に見えます。2画目を書き始めは、1画目の横線の真ん中からスタートしましょう。
このとき、少し角度をつけて入ると大人っぽい雰囲気になります。また長方形をイメージして、全体的にやや細長く書くとよりスマートな印象を与えます。

しんにょうを上手に書くコツ

コツを掴んで「渡辺」を美しく書いてみようの5番目の画像

しんにょうは、上手に書けないと悩む人が多い部首のひとつ。特に注意が必要です。3画目は「刀」よりも高い位置から書き始めます。
しんにょうを上手く書くコツは、4画目を上下に離して分けるように書くこと。最初の出っ張り部分は上向きに、次の出っ張り部分は下向きに書いてください。ここが同じ向き、同じ角度になると、子どもっぽく幼稚な印象になってしまいます。

最後の払いは上向きがポイント

コツを掴んで「渡辺」を美しく書いてみようの6番目の画像

しんにょうの3画目は下からスタートさせ、緩やかな山を書くようなイメージで書きましょう。最後となる払い「渡」ではまっすぐ右に払いますが、ここでの払いは違います。若干上向きに上げて払いましょう。
角度がつくことでメリハリが生まれ、スマートでバランスの取れた「辺」が完成します。「刀」の画数が少ない分、「辺」はしんにょうとの距離感が重要。刀としんにょうの間に、広すぎず狭すぎない絶妙なすき間を意識してください。
「渡」は最初のさんずいの間隔や位置を注意して、「辺」はしんにょうにメリハリをつけることを意識するだけでも、立体感のある大人の美文字に近づきます。
特に「辺」は中心を取りづらい字形ですが、「渡」をバランスよく書くことで中心を捉えるヒントにもなるはず。しんにょうのコツが掴めると、他のしんにょうがつく漢字にも応用できるので、ぜひマスターしましょう。

監修:myMOJI萩原季実子(ペン字講師・美文字マインドクリエイター)
http://mymoji.jp/

※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。

監修:萩原季実子

コメント

ログインまたは 新規登録してコメント投稿しよう!

コメントを投稿しよう!

関連する記事

人気記事