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EDIT 2018.04.16 ・ POST 2018.04.16

額縁庭園はまるで一枚の美しい絵画! 抹茶も楽しめる心やすらぐ京都「宝泉院」

京都府 > 大原・鞍馬・貴船

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樹齢700年の五葉松が迎える、緑に囲まれた癒しの空間

額縁庭園はまるで一枚の美しい絵画! 抹茶も楽しめる心やすらぐ京都「宝泉院」の1番目の画像

京都三千院の参道奥にある勝林院(大原寺)の僧坊(僧侶が住む建物)のひとつである「宝泉院」。山門をくぐると樹齢700年の見事な五葉松が、訪れた参拝客を出迎えてくれます。五葉松は室内から額縁庭園として様々な角度から鑑賞することができ、その雄雄しく立派な姿に思わず目を奪われてしまうでしょう。
五葉松のみならず、庭園全体が和の趣あふれる空間になっており、そこには街中では感じることのできない癒しの空間が広がっています。

大原の豊かな深緑を額縁におさめて鑑賞する「額縁庭園」

額縁庭園はまるで一枚の美しい絵画! 抹茶も楽しめる心やすらぐ京都「宝泉院」の2番目の画像

宝泉院で有名なのが、柱や鴨居を額縁に見立てて庭園を鑑賞する額縁庭園です。宝泉院のシンボルである五葉松とその周りの深緑と竹林は、まさしく額縁の中に納められた一枚の絵画のように美しく、見る者を魅了します。
庭園の名は「盤桓園(ばんかんえん)」といい、立ち去りがたいという意味です。その名の通り、庭園の息を呑むような美しさは、いつまでも眺めていたくなります。

庭園や水琴窟など、目で楽しみ耳で癒される宝泉院

額縁庭園はまるで一枚の美しい絵画! 抹茶も楽しめる心やすらぐ京都「宝泉院」の3番目の画像

額縁庭園はもちろん、室内から格子越しに眺める鶴亀庭園など、鑑賞して楽しめる箇所の多い宝泉院ですが、目で見るだけではなく音でも楽しむことができます。
宝泉院には理智不二(りちふに)という名の二連式の珍しい水琴窟があり、癒しの音を奏でます。水琴窟の透き通るような音色に癒され、絵画のように美しい庭園に魅了され、目でも耳でも楽しめるスポットです。

額縁庭園を眺めながら堪能する抹茶と和菓子

額縁庭園はまるで一枚の美しい絵画! 抹茶も楽しめる心やすらぐ京都「宝泉院」の4番目の画像

宝泉院の拝観料には、お抹茶と和菓子が含まれています。額縁庭園を眺めながらいただくお抹茶は格別なもの。和の風情をたっぷりと感じながら、ゆったりとしたひとときを過ごすことができます。
和菓子は一条寺にある和菓子屋さん「若狭屋末則」で宝泉寺のために特別に作られたもので、ほんのり効かせたニッキがどこか懐かしく美味しい一品です。

癒しの空間の中に溶け込む歴史の数々は必見!

額縁庭園はまるで一枚の美しい絵画! 抹茶も楽しめる心やすらぐ京都「宝泉院」の5番目の画像

宝泉寺にはその歴史を感じさせるものが数多くあります。徳川の家臣たちが豊臣の大軍と戦い、自害した時の伏見城の床板を宝泉院の天井に用いて祀り、自害した武将達の供養としているのが「血天井」です。
美しい癒しの風景だけではなく、儚く散っていった武将たちの歴史やその痕跡に触れられるのも、宝泉寺の魅力のひとつでもあります。

京都バスをご利用の場合は「大原」停留所を下車してほどなくして宝泉院へ着きます。小さいお寺ながらも見所満載の宝泉寺。京都の中心からは離れていますが、足を伸ばして訪れる価値のあるお寺です。

スポット情報

※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。

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