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2017年09月13日更新

「桜もち」だけで創業300年! 隅田川のほとりに佇む歴史深い「長命寺 桜もち 山本や」

向島にある隅田川のほとりで、300年も前から「桜もち」一筋で商売を続けてきた「長命寺 桜もち 山本や」。お店の佇まいは変わらず、周りの風景だけが変化してきました。今では空を見上げるとスカイツリーが眺められます。昔から愛され続けている、「長命寺 桜もち 山本や」。その魅力を紹介します。

歴史の詰まった暖簾をくぐると、店内に広がる桜の香り

「桜もち」だけで創業300年! 隅田川のほとりに佇む歴史深い「長命寺 桜もち 山本や」の1番目の画像

下町情緒あふれる向島の街並みを代表する「長命寺 桜もち 山本や」。1717年創業のこのお店は、スカイツリーを望む落ち着いた外観です。藍色の暖簾をくぐると、映画やドラマで見られる昔ながらの温かい店構え。

緋毛氈が敷かれた縁台は、日本人だけでなく海外からの旅行客にも好評です。木のテーブル席も用意されていて、桜の葉の香りを楽しみながらゆっくり「桜もち」を味わえます。

正岡子規の歌にも残っている「長命寺 桜もち 山本や」

「桜もち」だけで創業300年! 隅田川のほとりに佇む歴史深い「長命寺 桜もち 山本や」の2番目の画像

創業者の山本新六さんが長命寺の門番をしていた1717年、土手に咲いていた桜の葉を樽で塩漬けにし「桜もち」を考案しました。試しに長命寺の門前で売ったことが、長命寺の「桜もち」の始まり。

すでに桜の名所となっていた墨堤通りでお花見を楽しんでいた人々に「桜もち」は大変喜ばれました。その後の明治時代、「長命寺 桜もち 山本や」には3ヶ月ほど俳人の正岡子規が下宿。子規の詠んだ歌の中にも登場しています。

江戸時代からの伝統を守る、至福の「桜もち」

「桜もち」だけで創業300年! 隅田川のほとりに佇む歴史深い「長命寺 桜もち 山本や」の3番目の画像

「長命寺 桜もち 山本や」。は関東風の「桜もち」一筋。小麦と水のみの生地で作られ、1枚ずつ焦げ目がつかないよう丁寧に焼かれています。添加物は入っていないので、できるだけ当日中にいただきましょう。より美味しく食べるには、葉とお餅と餡が馴染む3時間後がおすすめです。

昔と比べるとお餅が大きくなりましたが、それでも一度に3~4個食べる人も多いと店主は話します。せっかくなので店内に漂う桜の葉の香りを楽しみながら、食べてみてはいかがでしょうか。葉は一緒に食べてもいいですが、外して食べるとより美味しくいただけます。

お花見の時期は予約必須。桜の風景と一緒に召し上がれ

「桜もち」だけで創業300年! 隅田川のほとりに佇む歴史深い「長命寺 桜もち 山本や」の4番目の画像

「桜もち」は小豆や葉にもこだわりが詰まっています。北海道産の色艶鮮やかな小豆をシンプルに煮て仕上げられた餡は和菓子の命。こだわりの舌触りや味は、北海道産の小豆でしか表現できません。餡と同じく「桜もち」に欠かせない葉は、西伊豆の松崎産。見た目の美しさと豊かな香りが魅力的で選ばれました。

餡の味わいや葉の香りも一緒に味わいましょう。ただ、3~4月の桜が開花する時期は、店内での食事ができなくなります。お土産も事前予約のみ。お花見のお供として楽しみたい人は、予約必須です。

スカイツリーを眺めながら伝統の「桜もち」をいただく

「桜もち」だけで創業300年! 隅田川のほとりに佇む歴史深い「長命寺 桜もち 山本や」の5番目の画像

古くから愛され続けている「桜もち」。関東風の「桜もち」は「長命寺 桜もち 山本や」が発祥と言われています。1717年の創業当初より長命寺の名物として親しまれてきた「桜もち」を、300年経った今でも味を変えずに大切に受け継いできました。

時代が変わるにつれて周辺の風景が近代化する中、いつ来ても変わらない味が提供されることで、訪れる人に安心感をも与えています。近代化の象徴であるスカイツリーを眺めながら伝統の味を楽しむのも、時代の移り変わりが感じられておすすめ。

東京メトロ半蔵門線・東武伊勢崎線の押上駅A3出口から桜橋通りへ進み、墨堤通りまで出ると右手にあります。「長命寺 桜もち」と書かれた暖簾や看板が目印です。美味しい前茶とともに伝統的な関東風「桜もち」を味わってみてください。

スポット情報

長命寺 桜もち 山本や

長命寺 桜もち 山本や

〒131-0033 東京都墨田区向島5-1-14

03-3622-3266

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