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2017年11月27日更新

丸い窓からのぞく秋の景色。京都の紅葉名スポット「源光庵」

京都の紅葉を見るなら「源光庵(げんこうあん)」は欠かせません。丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」のそれぞれから美しい紅葉を見ることができ、鮮やかなコントラストにうっとりしてしまいます。今回は和の趣あふれる紅葉を満喫できる「源光庵」についてご紹介します。

壮絶な戦いを思わせる血天井の足跡

丸い窓からのぞく秋の景色。京都の紅葉名スポット「源光庵」の1番目の画像

ゆるやかな坂を上った先にある源光庵は、1346年に徹翁国師が開山した臨済宗大徳寺派の寺院。山門には、「復古禅林」の額が掛けられていて、随所に禅の精神が宿っています。落ち着いた趣ある佇まいで、中に入ると凛と澄んだ気持ちになれる場所です。

そして、有名なのが血天井。源光庵の天井には血痕があり、血の足跡もみられます。実は、この血天井は源光庵のものではなく、京都・伏見桃山城の遺構として源光庵に奉納されたもの。

1600年、徳川家康の忠臣・鳥居彦右衛門元忠の一党約1800人と石田三成の軍勢が交戦した際に流れた血痕が床に残され、亡くなった一党の魂を冥福するために寺院に分納したうちの1つなのです。

昔の凄まじい戦いを連想させる血天井ですが、血で染まった足跡は源光庵にしかないと言われています。

黒の中で紅葉が映える「迷いの窓」と「悟りの窓」

丸い窓からのぞく秋の景色。京都の紅葉名スポット「源光庵」の2番目の画像

源光庵の紅葉スポットは3つ。まず、境内にある鮮やかなカエデ。そしてなんといっても、本堂に並ぶ2つの窓が人気です。丸い「悟りの窓」と、四角い「迷いの窓」の窓から紅葉に染まる秋の庭が眺められます。

「迷いの窓」と「悟りの窓」には、それぞれに仏教の概念、禅の境地の意味が込められています。

「迷いの窓」の迷いとは「釈迦の四苦」のことで、生老病死の四苦八苦を表しています。人間が生まれて生涯を終えるまで逃れることのできない過程を4つの角がある四角で表現しているそう。

丸い形の「悟りの窓」は「禅と円通」の心を表現。ありのままの清らかで偏見のない姿、つまり悟りの境地に至れるそう。丸い形は大宇宙を表現しています。

悟りの窓と迷いの窓の前は立ち入り禁止なので、人が入り込まない美しい写真が撮れます。撮影する位置によって窓から見える景色が変わるので、自分の心の写し鏡のように窓を覗きながら、その時ピンとくる紅葉を見つけましょう。

スポット情報

源光庵

源光庵

京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47

075-492-1858

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