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EDIT 2018.08.10 ・ POST 2018.08.10

四季の景色と芸術が魅せる屋外アート「札幌芸術の森野外美術館」

北海道 > 札幌駅

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さまざまな作品を展示する美術館。もっとゆったり鑑賞したい、と感じたことはありませんか。

「札幌芸術の森野外美術館」では、自然のなかでじっくりと芸術鑑賞ができます。これまでとはひと味違う野外美術館は、美術館に行ったことのある人にもない人にもおすすめです。

北海道の週末旅行のスポットに追加してぜひ、足を運んでみてください。

自然のなかに佇む「札幌芸術の森野外美術館」

北海道・札幌にある「札幌芸術の森」は美術館やアートホール、クラフト工房などが融合した複合施設です。

今回は、施設のなかでも特に人気の高い「札幌芸術の森野外美術館」をご紹介します。

札幌芸術の森野外美術館

札幌芸術の森野外美術館の外観

「札幌芸術の森野外美術館」は、7.5haの緑豊かな敷地に64作家74点の彫刻作品が展示されている野外美術館です。

作品の多くは作家が実際にこの地へと訪れ、札幌の天候や周辺の状況、地形などをもとに、それぞれの場所のために制作されました。

「美術館」と聞くと、“静かに見る”イメージがありますが、この野外美術館では一部の作品にふれたり、写真撮影することが可能です。

札幌芸術の森野外美術館内にある作品

“自然”をそのまま会場にした館内では、野生動物や昆虫と出合うことも。自然のなかでのびのびと鑑賞できるため、小さいお子さま連れの方にもおすすめです。四季折々の風景と北国の自然を散策しながら芸術を肌で感じることができますよ。

作品は開けた場所だけでなく、森の中にもあるので、どんな作品に出合えるのかワクワクしながら散策を楽しめるのもこの野外美術館の魅力です。

開館時間・入館料

開館期間:4月29日~11月3日(無休)

入館料:個人/大人700円 シニア(65歳以上)560円 中学生以下無料
団体/大人630円 シニア(65歳以上)500円 中学生以下無料
※団体は高校生以上の人数が20人以上の場合となります。
※シニアの方は年齢がわかるものをご提示ください。

休館日:11月4日~翌年4月28日は休館し、野外美術館内の「佐藤忠良記念子どもアトリエ」のみ開館します。

1月~3月は冬期無料開放し、かんじきを履いて冬の野外彫刻を鑑賞いただける「かんじきウォーク」を実施します。

見逃せない作品をご紹介!

椅子になって休もう

椅子になって休もう

フォトスポットとしても人気を集める『椅子になって休もう/福田繁雄』は、一人ひとりが椅子の役割を果たしているユニークな作品。

自然豊かな緑のなかに黄色い隊列をなすこの作品には腰かけることもできます。ポップな色彩をした椅子に座って作品の一部となった自分を撮影してみてはいかがでしょうか。

隠された庭への道

隠された庭への道

『日時計』や『丘』、『泉』など7つの造形物をホワイトコンクリートで制作した『隠された庭への道/ダニ・カラヴァン』には、風や光、水などの自然を感じられる仕掛けが施されています。

造形物のひとつ『円錐』の中に入って耳を澄ませば、自然の音が聞こえてきます。

木の枝をすべりぬける少女

木の枝をすべりぬける少女

作品の中でも独特な存在感を放つ『木の枝をすべりぬける少女/グスタフ・ヴィーゲラン』。ノルウェーの彫刻家「グスタフ・ヴィーゲラン」氏の力強さや生命の活力を感じます。

会場には「グスタフ・ヴィーゲラン」氏が手掛けた作品がほかにも4点展示されているので、気になる方は探してみてくださいね。

敷地内にはレストランやカフェも充実

たくさん歩いたあとは美味しいランチでお腹を満たしませんか。敷地内には、北海道の旬な野菜を味わえるビュッフェレストランや、焼きたてワッフルがいただけるカフェが入っています。

ごちそうキッチン「畑のはる」

芸術の森センター2Fにある、ごちそうキッチン「畑のはる」では、おばあちゃんが作るようなほっこりする“ごちそう”をビュッフェ形式で楽しめます。北海道の旬な食材や野菜を使ったメニューのほかにパンやスープ、ケーキやソフトクリームなどさまざまなメニューが揃っていますよ。

注文を待つ必要もないため、素早く食事を済ませて施設内のスポットをいろいろ見て回りたい方にもおすすめです。お土産にぴったりな物販コーナーもあるのでそちらもぜひ、チェックしてみてください。

営業時間・料金

営業時間:11:00~17:00(15:00~17:00はデザートタイム)

ランチビュッフェ:大人(中学生以上)1,500円/シルバー(65歳以上)1,300円
小人(小学生以上)900円/幼児(3歳以下無料)500円(※価格はすべて税抜き価格です)

カフェ「ラ・フォリア」

焼きたてワッフルと紅茶を楽しめるカフェ「ラ・フォリア」は、札幌芸術の森美術館内にあります。

甘酸っぱいベリーソースや完熟バナナにたっぷりのチョコソースをかけた自家製スイーツを香り高い紅茶とともに楽しめるカフェは、休憩にもぴったり。歩き疲れた体をやさしい甘さが癒やしてくれます。ホッと一息つきたいときに利用されてみてはいかがでしょうか。

営業時間・休業日

営業時間:11:00~17:00
休業日:美術館の休館日に準ずる(冬期休業あり)

四季折々の景色とともに鑑賞してみて!

札幌芸術の森野外美術館の庭

夏シーズン

春の訪れとともに4月29日~11月3日の期間は、夏シーズンとして営業しています。

春には鮮やかなピンク色の桜、夏には豊かな緑、秋には紅葉と季節ごとの景色を作品とあわせて鑑賞でき、その季節ならではの作品の表情を見られます。

天気がよければ、レジャーシートを敷いてピクニック気分を楽しむこともできますよ。

冬シーズン

冬期休館中の1月~3月は野外美術館を無料開放し「かんじきウォーク」を開催。

雪上で深雪に足が埋没しないように、輪かんじきを履き、あたり一面真っ白な雪に包まれた白銀の世界に佇む作品のさまざまな表情を楽しめます。

「札幌芸術の森野外美術館」を思いっきり楽しむ方法

動きやすい服装がおすすめ!

館内には勾配がきつい山道もあり、前日に雨が降っていれば服が汚れることも。動きやすい服装や汚れてもいい恰好で行かれることをおすすめします。

バリアフリーのコースも登場

お体の不自由な方も館内を安全に周れるよう車いす用のコースマップも用意されています。(一部、お入りいただけないゾーンがございます。)

すべての施設に盲導犬、聴導犬、介助犬を連れて入館できます。

周って解いて楽しめる「彫刻鑑賞ノート」

作品についての問題を解いて楽しむ「彫刻鑑賞ノート(250円)」や、作品のシールを貼ってマップを完成させる「野外美術館シールマップ(250円)」を販売しています。マップのコンプリートを目指して挑戦してみてくださいね。

お得なフリーパス

一年中何度でも野外美術館を楽しめる「札幌芸術の森野外美術館フリーパス」は、お値段も1,000円ととってもリーズナブル。何度も足を運んで作品の魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

バスに乗って移動もできる

4月29日~11月3日の土・日・祝日では、芸術の森センター前、第一駐車場、第三駐車場間で園内無料バスを運行しています。階段での移動が辛い方はぜひ、ご利用ください。

週末は北海道で青空アート鑑賞に決まり!

北海道の自然のなかで芸術鑑賞ができる「札幌芸術の森野外美術館」。

季節ごとに表情を変える作品を青空の下で満喫すれば、北海道をもっと好きになるはずです。ぜひ、北海道の週末旅行で訪れてみてください。

スポット情報

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