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EDIT 2018.08.10 ・ POST 2018.08.10

札幌の新名所「モエレ沼公園」にてレンタサイクルでアート巡り!

北海道 > 東区(元町・栄町)

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北海道札幌にある「モエレ沼公園」は今までの公園とは違い、独創的な魅力にあふれています。世界的に有名な彫刻家「イサム・ノグチ」氏が基本設計をおこない、公園全体が一つの彫刻のように造られました。

札幌の四季折々の魅力を体験できて、自然とアートが融合した美しい景観を楽しめます。「モエレ沼公園」の魅力の数々をご紹介しましょう。

モエレ沼公園は自然とアートが融合した異色のワールド

モエレ沼公園の小道

イサム・ノグチが基本設計した総合公園

世界的に有名な彫刻家の「イサム・ノグチ」氏が、「モエレ沼公園」の基本設計を手がけました。「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトで造られており、広い敷地の中には幾何学模様を取り入れた噴水、山、遊具などの施設が作品のように置かれています。

「モエレ沼公園」へ一歩足を踏み入れると、まるで別世界のようなアートと自然が融合した見たこともない広大な景色に出会えるでしょう。子どもには夢と未来を、大人には新鮮な感動を与えてくれるワンダーランドです。

子どもも大人も楽しめるイベントの数々

「モエレ沼公園」はいろいろなイベントが開かれるので有名です。美術や音楽といったアート系に、スポーツやダンスなどの体験系まで多くのイベントが用意されています。

例えばダンスと演奏が一体となって楽しめるワークショップや、こどもの日には「ふしぎヒコーキワークショップ」が開かれ、みんなで飛行機作りが楽しめるのです。

夏には「sapporo小・中学生サイクルロードレース」や、冬には段ボールの自作ソリで滑走する「モエレ山爆走そり大会」も開催。季節ごとにいろいろなイベントが盛りだくさんで、子どもから大人まで楽しめます。

モエレ沼公園で見逃せない自然とアートの景観

ガラスのピラミッド

モエレ沼公園のガラスのピラミッド

「モエレ沼公園」を象徴するモニュメントが「ガラスのピラミッド」。いわゆるピラミッドの形状ではなく、三角面と四角錐と立方体が組み合わさった他では見られない独特のアートになっています。パリのルーブル美術館前にあるピラミッドへのオマージュともいえる一見の価値がある建築物です。

館内にはレストランやギャラリーもあり、音楽やダンスなどのイベントも開かれます。特に夕暮れの残照の中にそびえる、32.3mの高さを持つピラミッドは圧巻です。

プレイマウンテン

彫刻家「イサム・ノグチ」氏がプランを描き、果たせなかったニューヨークのセントラルパークの「遊び山」が、「モエレ沼公園」で実現しました。大地を彫刻したような「プレイマウンテン」。北海道の大地と自然の中でしか成しえなかった荘厳な美しさに圧倒されるでしょう。

花崗岩を積み上げた99段の石段は古代遺跡を思わせ、反対側には白い1本の道がスロープのように頂上まで延びて感動ものです。高さは30メートル、幅は南北に340メートルもあり、山頂からの雄大な景色には思わずため息がでます。

海の噴水

モエレ公園の噴水

「モエレ沼公園」の中央にある直径48mの巨大な噴水です。イサム・ノグチは「水」をテーマにした作品をたくさん手がけていますが、「海の噴水」はマイアミにあるベイ・フロント・パーク噴水の姉妹版とも。

ただの噴水ではなく、40分のロングプログラムと15分のショートプログラムがあって1日に3回から4回運転します。プログラムはひとつのストーリーになっており、間欠泉のように噴き上がる噴水や海の嵐はダイナミックな感動を与えてくれるでしょう。

モエレ沼公園のおすすめ散策コース

モエレ沼公園のテトラマウンド

レンタサイクルがおすすめのアート巡り

公園内のレンタサイクルを利用して、広い敷地内にあるアートを巡るコースです。真っ先に行きたいのが「ガラスのピラミッド」。「モエレ沼公園」を代表するモニュメントです。その後にモエレ山へ行き、徒歩で山頂を目指しましょう。

レンタサイクルを使えば「テトラマウンド」もすぐ近くです。空と大地をつなぐ三角形の巨大なアートは見逃せません。最後は「プレイマウンテン」の雄大な景色を心ゆくまで楽しんでください。

各エリアよりモエレ沼公園までのアクセス

車を利用した場合のアクセス

・札幌市街地より国道12号、国道275号、道道89号線(環状通)を経由して、三角点通を中沼方面に進みます。所要時間は約30分。

・小樽方面からは雁来I.Cより国道274号に出て、三角点通を中沼方面に進みます。所要時間は高速利用で約30分。

・旭川、千歳方面からは、伏古I.Cから道道112号線をあいの里方面へ進みます。所要時間は旭川より高速利用で約2時間、新千歳空港より高速利用で約50分。

・丘珠空港からは、丘珠空港通を雁来方面に進み、三角点通を中沼方面へ進みます。所要時間は約20分。

公共交通機関を利用した場合のアクセス

・新千歳空港からは、快速エアポートで約36分。札幌駅で地下鉄に乗り換えます。

高速バスは中央バス「地下鉄東区役所前駅」行きで約45分。「地下鉄環状通東駅」で下車して、路線バスに乗り換えます。

・札幌市街地からは、地下鉄とバスを乗り継ぎます。地下鉄東豊線「環状通東駅」、地下鉄南北線「北34条駅」からモエレ沼公園行きが出ています。

モエレ沼公園は環境保護の拠点公園

モエレ沼公園の景色

モエレ沼公園は札幌市のセーフティネット

「モエレ沼公園」は、札幌の市街地を公園や緑地の帯で包み込む「環状グリーンベルト構想」の拠点として築かれています。市民の憩いの場としてだけでなく、環境保護の目的を持っている総合公園なのです。

札幌市北部に広がる伏籠(ふしこ)川流域は長年、洪水被害に悩まされてきました。「モエレ沼公園」は洪水が起きた際の一時雨水貯留池となって、地域のセーフネットとしての役目を果たせるようになっています。

モエレ沼公園は札幌観光の新しい名所

「モエレ沼公園」が普通の公園とは違うことがわかっていただけたでしょうか。雄大な自然と巨大なアートが融合した札幌を代表する公園です。季節によってイベントがおこなわれ、スポーツだけでなく美術や音楽の楽しみも体験できます。

札幌は北海道観光の中心都市ですが、「モエレ沼公園」も観光の目玉として訪ねてみてはいかがでしょうか。今まで見たことのない美しい景観と新しい感動にひたれることでしょう。

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