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おでかけ

公開 2018.09.25

提供元:ことりっぷ

カラフルな陶磁器を求めて、美濃焼の里へ。多治見でカラフルなモザイクタイルに出会う旅

繊細な色合いにひかれ、陶磁器の町を散策

名古屋から特急で約20分。岐阜県の東南に位置する多治見や土岐などのある東濃(とうのう)エリアでは、古くからやきものの生産が盛んに行なわれていました。今でもたくさんの窯元が点在し、美濃焼は陶磁器の生産量日本一を誇ります。春と秋には陶磁器まつりも行なわれ、多くの人で賑わいます。

「モザイクタイルミュージアム」は建築家の藤森照信さんが設計を担当

タイルの情報を発信し、魅力を伝えるミュージアム

多治見市笠原町が生産量日本一を誇るモザイクタイルについて、展示や体験を通して幅広く知ることができる「モザイクタイルミュージアム」。

モザイクタイルとは、建物の壁や床の装飾に用いられる表面積50㎠以下の小さなタイルのこと

土壁に囲まれた建物の中を4階の展示室から順に降りていくと、全国から収集された貴重な昔のタイル製品などが並び、タイルの歴史や製造過程を学ぶことができます。昔から家の内外の装飾など人々の生活を彩ってきた懐かしいタイルの魅力に触れ、タイルの新たな可能性を感じられます。

カラフルな色味とレトロな風合いが魅力のタイル

手仕事の雑貨が並ぶタイルショップ「&enn」

ミュージアム近くにある「&enn(アンドエン)」は、別に仕事をもつ地元の同級生3人が、モザイクタイルの町を盛り上げようと2017年にオープンした雑貨店。笠原エリアに残る、昔作られた貴重なタイルや、地元の工房や作家さんが生み出すタイル製品を扱っています。

生産に手間がかかる美しいタイルやレトロなデザインのタイルと雑貨がそろう

「訪れる人が、タイルのよさを知りもっと生活に取り入れてくれたら。タイル雑貨作りも楽しんでもらいたい」と開催しているワークショップでは、さまざまな釉薬で彩られた小さなタイルを使って、トレイやコースターが作れますよ。

タイル雑貨作りのコツは、最初に全体像を決めること。台とタイルを選んでデザインを考え、好きなように並べてみましょう。

タイル間の目地を拭き取る仕上げの加減で、タイルが浮き立つ表情が変わる

アクセサリーも手がける「鈴木タイル店 七窯社」

モザイクタイルミュージアムで出会った素敵なアクセサリーを作っているのは、多治見市で美濃焼タイルを製造する、創業から69年もの歴史を誇る「鈴木タイル店 七窯社」。

長年培ってきた装飾技術を生かしてタイルの可能性を広げようと、美しく温かみのあるやきもののアクセサリーを作り始めると、徐々に評判に。職人が決められたデザインを施して作る「かまもの」、作品的要素の強い1点ものの「まれもの」など、多種多様なアクセサリーが手作業で生み出されています。

絵本の挿絵をイメージして絵を描いたり、銀を塗布する銀彩技法を施すこともある。ピアス(1944円~)

アクセサリーのデザインを担当しているのは、作家・ののむらみなみさん。

「やきものの魅力は、柔らかな質感や釉薬によって無限に生みだされる繊細な色合い。釉薬を生かすためにデザインを考えることもあります」と話します。釉薬は、どんな色が出てくるか焼き上がりを火に委ねる部分もあり、想像を超える色が生まれる喜びがあるそう。

もともとは大きな陶器のデザインをしていた彼女が生み出すピアスやブローチは、今までにない発想のものが多く、新作を待ちわびる人も。身につけることで、もっとタイルを身近に感じられます。

すべて手作業で1点ずつ表情や色合いの違うブローチ「うさぎの王様(大・4536円)」。10/1から発売予定の新作 「みちくさシリーズ」

金魚タイルのデザインがすてき♪「作善堂」

自動車修理をしていたご主人が、ひょんなご縁で仲良くなったタイルの流し台職人から看板共々引き継ぎ、作ったタイル店が「作善堂(さぜんどう)」です。

こちらで出会ったのが、金魚が流しを泳いでいたら楽しいという発想で作られた金魚タイル。「七窯社」に製作してもらったそうで、毎年種類が増えているのだとか。

レトロなタイルシンクの注文はもとより、廃盤タイルの復刻や、ご主人の経験を活かした、自動車の塗装を施した「プレミアムカラータイル」など、斬新な色とデザインの今までになかったタイル商品の開発も行っています。

また、雑貨づくりのワークショップやイベントなども開催し、アクセサリーや雑貨を作るなど、タイルの新しい楽しみ方を日々発信しています。

小さなタイルは、アクセサリーや雑貨のパーツ用に人気

提供元:ことりっぷ

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