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EDIT 2017.01.07 ・ POST 2017.01.07

東京文京区の寺巡りにはハズせない♪徳川家ゆかりの菩提寺「傳通院」

東京都 > 小石川

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ひときわ目をひく美しい大きな山門の「傳通院」

文京区の閑静な住宅街・小石川でひときわ目をひく美しい大きな山門があります。1415年の開山から約200年後に家康の生母である於大の方がこの寺を菩提寺としたことから、その法名「傳通院殿蓉誉光岳智光大禅定尼」にちなんで傳通院と呼ばれるようになりました。

東京文京区の寺巡りにはハズせない♪徳川家ゆかりの菩提寺「傳通院」の1番目の画像

政略結婚により家康を産んだ於大の方ですが、その後またもや政治力により離縁され、再婚を余儀なくされます。ですが、終生家康を案じたとされ、その恩を忘れなかった家康は於大の方をとても大事にしたそう。

東京文京区の寺巡りにはハズせない♪徳川家ゆかりの菩提寺「傳通院」の2番目の画像

そんな女性の悲劇を今に伝える傳通院には、文豪・佐藤春夫や、柴田錬三郎などの墓もあり、歴女だけでなく、文学ガールなどの参拝が絶えません。春には桜が美しいので、散歩がてらに立ち寄るのもおすすめです。

永井荷風がノートルダム寺院と重ねた美しい本堂と山門

東京文京区の寺巡りにはハズせない♪徳川家ゆかりの菩提寺「傳通院」の3番目の画像

本堂は戦争で消失しましたが、1988年に昔の姿そのままに再建立されました。その姿の美しさは、永井荷風がエッセイでパリのノートルダム寺院に例えたとも言われています。また、夏目漱石も小説「こころ」で伝通院を描いています。春には桜が美しい境内には、大晦日のみに参拝客がつくことのできる大鐘も。

東京文京区の寺巡りにはハズせない♪徳川家ゆかりの菩提寺「傳通院」の4番目の画像

江戸幕府から続く歴史が感じられる名所

東京文京区の寺巡りにはハズせない♪徳川家ゆかりの菩提寺「傳通院」の5番目の画像

徳川家ゆかりの方々だけでなく、文豪佐藤春夫や、柴田錬三郎も眠っています。そしてこの地は、のちの新撰組のメンバーとなった沖田総司、近藤勇、土方歳三などが集い、浪士隊を結成した場所としても知られています。歴女ならずとも、イケメン好きには興味の尽きないお寺です。

東京文京区の寺巡りにはハズせない♪徳川家ゆかりの菩提寺「傳通院」の6番目の画像

取材・文/伊集院尚子

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※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。

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